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今回は「防災の達人」大間知倫さんを訪ねてみました。

大間知さんは、日限山にお住まいの防災研究家。大手都市銀行を退職された後、かねてから興味があった地震・防災の研究を地道に行われており、図書の出版やNPOでの活動、地元港南区での防災活動など忙しい中をぬって、テレビラジオ、講演会のご出演もこなされる、まさに防災の達人。
今回は、普段あまり馴染みのない「防災」についてお伺いしてみました。


大間知さんはどういった立場で防災に取り組んでいらっしゃいますか?

1988年に銀行を退職してから、「ひぎり自主防災懇談会」や「あすのひぎりを考える会」を通じて、地元の日限地域での活動を行っています。
また、平成6年に都市防災研究所を発足しました。これは港南の地域にとどまらず、全国的な視点で防災をみつめています。 これらはすべて市民の立場で考えています。

日頃の活動はどういった事を行っていらっしゃいますか?
普段は自宅(事務局)か横浜駅西口の研究会本部で研究や普及活動などを行っています。
また、シンポジウム主催なども多いため、その準備に時間を割くこともありますね。あとは講演会の講師としての依頼でしょうか。
防災に関する本を出版されたと聞いていますが。

「どうする!!地域防災「自分たちが守らないで、誰が守る」という本を執筆しました。
これは、「港南区の地震と防災=神戸市長田区との比較」 がサブテーマでして、港南区、横浜市、神奈川県というエリアでの防災体制の現状や、神戸市長田区との住宅事情や道路・避難場所問題など比較しながら書いています。

また、都市防災研究会では、「防災福祉マニュアル」を発刊して、全国各地の自治体や団体に配布しています。

地域での防災活動はどういった事が多いのでしょう?

小中学校などでの防災訓練や勉強会などが活動の中心ですね。
元々は、 「ひぎり自主防災懇談会」からスタートしたのですが、防犯や福祉など広い範囲でまちづくりに関わりたく、「 あすのひぎりを考える会」を結成いたしました。
ここでは、勉強会や正月のサバイバルウォークなどを実施していますね。

市民に対してのメッセージをひとつあげると?
やはり防災という一面で捕らえるのではなく、災害時には地域の人の連携がとても重要で、高齢者や子供たちの問題など福祉問題。と同時に防犯やまちづくりという視点で防災をとらえる必要が大切なんです。それには日頃の活動が物をいうことになります。
近年核家族化や地域離れがすすみ、いざという時困る事が多いものです。地域とのつながりにより、防災だけでなく、防犯から福祉などにもつながります。結果的にはまちづくりなんですね。
   
  防災情報新聞で11月から連載予定
港南区民会議福祉分科会で講演

自分たちの住む地域に、このような防災の専門家が活動されていることは非常に心強い。。。などとぼんやり思っていたが、そうではなく、地域に住む個人がきちんと向き合って、日頃の備えや地域での活動に目を向けないといけないと教えられたような気がします。

[インタビュー・写真:さいとう]


達人の紹介


大間知倫(おおまちひとし)

都市防災研究会 事務局長
ひぎり自主防災懇談会
あすのひぎりを考える会

横浜市港南区日限山4-5-8
045-844-2885



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