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まちの達人

鞄づくりの達人、林 隆夫さん今回は、鞄づくりの達人、林 隆夫さんを訪ねてきました。日野にあるご自宅で、コットン・キャンバスやレザーを素材に、釣用のバッグやおしゃれなトートバッグなどを企画制作しています。工房にはジャズがかかり、日野川の流れが見えます。

一つ一つ手作りする、こだわりのバッグについて伺いました。


達人インタビュー

林さんのバッグ作りの原点は?

元々専門学校ではテキスタイル・デザインを専攻したんですよ。卒業後、横浜の地場産業であるスカーフなどの生産を行う企業に就職したんです。そこで、有名ブランドのスカーフのデザインなどをやっていたのですが、ある日、その企業がアウトドア・ショップを作るということになり、そのプロジェクト立ち上げから参加し店長を務めました。
その後、別のアウトドア・ショップへ移り、店オリジナルのバッグを扱うということになったんです。そのとき扱い出したのが、コットンキャンバス地(帆布)製のバッグだったんです。当時、国産では、そういうタイプが少なく「欲しいものが無ければ作ればいい」ということで小さな工房にお願いして色々なタイプを作って頂きました。
そのうち自分でも作ってみたいという気持ちが沸いてきて、その工房に通って、バッグ作りのノウハウを教えていただいたんです。

H5(アッシュ・サンク)、RIVERSIDE ANGLER(リバーサイド・アングラー)の2つのブランドをお持ちですね?

どちらも、コットンキャンバスで作っていますが、カラーは全く、異なります。RIVERSIDE ANGLERは文字通り釣り、特にフライフィッシング用に使い易いように設計してあります。細かな収納や、渋めのカラーリングなどからフィッシング用のみならず、サラリーマンの仕事用に使われることも多いようです。一方のH5は、もっとカジュアルで、20〜40代の女性向けのブランドです。トートバッグが中心の商品構成になっていますし、カラーリングも多岐に渡ります。

 

 

なぜコットンキャンバスなのですか?

学生の頃、映画が好きで、色々な洋画を見まくっていた時代があったんですよ。70年代なんですけどね。で、その頃見た映画で「フォローミー」というのが有ったんです。で、その中の登場人物に、白いダスターコートに、白いコットンキャンバス地のバッグを持っている探偵というのが居たんですよ。それをみて、「あのバッグ欲しいなぁ」という・・・・・映画が先にあったんですね。

ただ、そういうバッグって近くに売っていなくて、京都のほうの有名店から買ったりしていたんですけど、自分で作るならこれ! というのがその頃からありましたね。その映画の中で、バッグに自作の「マコロン」というクッキーを入れてるんですけど、その「マコロン」も食べてみたくなって、探し回ったこともありますね。


 

ほとんどの工程がミシン縫いですね。

工業ミシンを使い、一つ一つ縫っています。近頃の工業ミシンはコンピューター制御なんですよ。その上振動も静かなんですよ。ですから時間に関係なく製作できます。ただし、生地を押さえる金具などは自分でチューンナップするんですよ。グラインダーなどで削って、これは何用、これはどこそこ用みたいな感じです。それが無いと、バッグは出来ませんよ。


上大岡とのかかわりは?

ここに住んで20年になりますね。一日中篭って作業していると健康によくないので、夕方になったら、歩いてビールを買いに上大岡まで行くんですよ。(笑い)で、焼き鳥が好きなので、買って帰ったり・・・・。近頃気になるのが、津久志亭さんの向かいに出来た焼き鳥屋さんですね。

   

ミシン2台を駆使し、型紙にあわせカットした生地を縫い合わせていく・・・。簡単そうにやっている林さんですが、実は熟練の技なんですね。ご自分のブランド以外にも、OEM供給しているので忙しい毎日とのことです。
[インタビュー] サポートスタッフ 菊地


達人の職場紹介

マリエンバード工房の写真林デザイン事務所
 林 隆夫

神奈川県横浜市港南区日野2-2-1広地ハイツ302
TEL 045-846-5743

RIVERSIDE ANGLER
http://homepage2.nifty.com/riverside_angler/

 

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