横浜・港南台 地域情報サイト こうなんだい e-town
HOMEかみおおおかかみながやこうなんだいかわさき
HOME
レポート詳細
レポート
→
歌を慈しむ人の集まり


【ころBOXレポート】



コール はまなす

毎週火曜日の昼下がり、港南台第一小学校の教室から美しいコーラスが聞こえてくる。
唄っているのは平均年齢80歳、最高齢97歳のコールはまなすのメンバーだ。


画像
コールはまなすは今から21 年前、港南台地域友愛推進委員活動の中から生まれた。皇太子殿下御成婚の年にあたり、雅子妃のおしるしの “はまなす”を名前にいただいている。
代表の千葉琴子さんと副代表の稲垣一枝さんにお話を伺った。

「みんなで歌を唄ってみましょうかとの思いから始まりました。歴代の校長先生から活動についてのご理解をいただき、港南台第一小学校南校舎の空き教室をお借りして練習しています。年1回、※ 放課後キッズクラブの子どもたちと交流会を開き、一緒に唄っています」

※放課後キッズクラブ…
小学校施設を利用した安全・快適な放課後の小学生の居場所

画像
さらに年2回ほど練習の成果を披露する。その一つ『ゴールデンウェーブin 横浜』は横浜開港百五十周年記念行事の一環として、2008 年から開催されている国際シニア合唱祭だ。今年は73 団体が参加。開催名誉会長は医師の日野原重明先生。横浜みなとみらいホールの大ホールで、お揃いのドレスに身を包み澄んだ歌声を響かせる。

画像
取材の日、初めての取り組みという割り箸を口に真横にくわえての発声練習が行われた。
お互い少し戸惑いながらも見合わせる顔に笑みがこぼれる。このあと配られた新譜の曲名はビビディバビディブー。その他井上陽水やユーミンも唄ってきた。クラシックの定番から小学唱歌、歌謡曲、アニメソング等々、どんな楽曲でも臆することなく唄いこなしてしまう。その歌声は美しい上に若々しく、心にしみいる。大変失礼ながら、その年齢のご婦人方のコーラスとはとても思われない。メンバーの表情、しぐさも明るく生き生きとして、内なる健康にあふれている。

画像
「環境に恵まれ、おかげさまで楽しくやってこられました。唄うことは文化です。夢はみんなが健康で少しでも長く続けられること。これから難しい歌にも挑戦していきます」
そうおっしゃるお二人の姿勢はメンバー全員に通ずるものとお見受けした。人生を楽しむ術を知っている。< カーペディアム> = < 今を楽しめ>。そんな言葉が思わず心に浮かぶ。お手本としたい年輪の重ね方がそこにあった。港南台の街が持つチョッとお洒落で小イキな雰囲気はこんな港南台マダムたちが育んできたのだろう。


取材日:2013年07月23日
レポート◎田中祐子


Copyright (C) e-town. All Reserved.