このコーナーは、まちづくりフォーラム港南の[ころBOX] こうなん地域情報交流事業が運営しています。
ころBOX〜港南地域情報交流事業
ころBOXは、港南区周辺でまちを暮らしやすくするための、様々な非営利活動を応援する情報交流プロジェクトです。
ころBOXレポート>食と農を語る「地産地消」って知ってますか?
   
食と農を語る地産地消って知ってますか?


ころBOXレポーター 沖賢二郎

 

《十人集まりゃ 十色の顔が十の心でものをいう》
世の中いろいろである。でも、有機農業に限って言えば、これに異を唱える消費者は滅多にいないに違いない。
しかし、一般の生活の中では、まだまだ意識しないと「有機」や「地産地消」に出会うことは少ない。日頃からそんな素朴な疑問を抱いていた。

戦後の近代化農業は大量の農薬を使用してきた。その結果、生産者の農薬中毒が多発し、消費者の残留農薬の不安感が増幅した。加えて、農薬が微生物等を死滅させ、河川・海洋の汚染を招き、著しい環境破壊をもたらしたとも言われている。
その反省を踏まえ、行政は減農薬と農薬使用の規制強化を図つてきた。さらなる徹底した安全性を求める有機農業が提唱されて久しいが、その農産物が市場に潤沢に流通しているとは言い難い。

毎日何気なしに口にしている有機栽培以外の農産物が、徐々に人体を蝕むようなことを耳にすれば、案外不気味ではある。だが、過激な流布は、一般消費者の動揺と混乱の誘発ともなりかねない。冷静かつ適正な対応が望まれる。他方、十分に供給できる農薬農産物の代替の食材が存在しない限り、可能性があるかも知れない少ないリスクを覚悟のうえで、国の安全基準を信じてその枠内で割切り、甘んじて農薬農産物を食するしかないのも事実である。


去る1月9日(日)の午後、有限会社<こだま舎(有機農産物の宅配事業)>主催の車座トーキングが、港南公会堂で催されたので、さっそく参加してみた。
「食から暮らしを考える(2)」地産地消をキーワードに」

テーマは有機農業である。鎌倉で有機農業を30年間携わり続けている大平勝さん(67歳)と、有機農業およびその宅配を担ってきた茨城県在住の橋本明子さん(70歳)が、それぞれの取組みについて語られた。

20人余りの出席者は、<こだま舎>の会員と有機農業や地産地消に関心を持つ市民である。
有機栽培の食材で調理された茸飯とけんちん汁が振る舞われ、舌鼓を打ちながらの和気あいあいとした雰囲気の所為もあり、有機農業の同友会的な感は否めない。それはそれで意義あることではあるが、今後は一般消費者への積極的なアプローチが望まれる。<こだま舎>のコンセプトであるエコロジーに関心を持つ、一般の消費者の裾野をいかにして広げて行くのか、課題は多いようだ。

農薬作物と有機作物の味・成分・安心感・価格など単純比較によるその差異は、安心感と価格が表裏の関係として際立つが、今価格を云々論ずるのはナンセンスなのかも知れない。有機農業は、生産者は誇りと使命感とやり甲斐を持って農業に従事し、消費者はアトピーなどの効能や健康維持・増進を願い、豊かな気持ちに満たされると言う。
食の安全は、消費者が常日頃から関心を持ち続け、生産の実態や流通過程の監視を怠らないことが肝要ではないだろうか。今後とも、有機農業普及活動の一層の展開に期待したい。


>>有限会社こだま舎

>>かながわ地産地消プロジェクト

取材日:2005年1月9日
取材者:ころBOXレポーター 沖賢二郎

 










 

編集を終えて
各地で、様々なイベントやフォーラム等が催されているので、関心のある方は、参加されてみてはどうか?
直近では、 神奈川県の広報誌により通知されている「食と農のつどい'05」と題したフォーラムが、来る2月6日(日)13時半〜16時半に、新都市ホール(そごう横浜店9 階)で開催される。
   
     
 
 
私たちもころBOXを応援しています。
株式会社八千代ポートリー

このページのTOP
 

このコーナーは、まちづくりフォーラム港南のころBOX=こうなん地域情報交流事業が運営しています。

     
 
かみおおおかe-townHOME
Copyright © 2004 まちづくりフォーラム港南・かみおおおかe-town. All Rights Reserved.