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福祉と商いが手をつないで

 


取材者:ころBOXレポーター金子 
取材日:2005年7月

   

■シャッタータウン
 今の商店街は大型店に押され、不景気の波に洗われ、加えて店主の高齢化、跡継ぎがいないなど問題が山積み。「もう年金がもらえるんだし、無理して商売続けなくても……」と店を閉める人も多く、商店街のあちこちにシャッターが閉まったままの空き店舗が見られるようになっています。せりぎんタウンは、上大岡と戸塚方面をつなぐバス路線上にある芹が谷の商店街。往年は34店舗あって、ここに来れば一通りの生活用品はそろったのに、今では24店舗になってしまいました。
 レストラン「じゃがいも」店主の谷口和男さんは、何とかもう一度にぎやかな町にしたいという思いでいっぱい。いろいろ知恵を絞っていました。

 


「じゃがいも」の店主・谷口さん

■花を売る障碍(がい)者作業所
 谷口さんの次男は高校生のときバイク事故に遭い、後遺症が残りました。日常生活はできますが、脳の高次機能障害といって、一つのことに集中すると止められなくなるなど、傍目にはわかりにくい症状です。近所に花の売買をしている障碍者作業所「フラワーロード」があり、次男の事故以来谷口さんは関心を持って、お店の前を通る作業所の人たちと次第に仲良しに。
   
     
■お花屋さんを開いてもらおう!
 せりぎんタウン入り口のお店もシャッターを閉めたまま。借り手が見つからず空き店舗対策に頭を痛めていたとき、このフラワーロードに出店をお願いする案が浮上しました。商店街の入り口にはきれいな花屋さんがぴったり。フラワーロードにとっても、作業所の中の仕事ばかりでは障碍者の社会参加としては物足りないものがあるので、とてもいいお話でした。
 2004年から2年間、横浜市と神奈川県の経済局の空き店舗支援を受け、生花と雑貨の店「Bee garden」を2004年12月にオープンしました。フラワーロードには現在16人が通ってきていて、お花の配達や自動車部品組み立てなど、各々適性にあった仕事をしていますが、地域の人との触れ合いがある「Bee garden」のお店での仕事は人気で、みんな行くのを楽しみにしていると、フラワーロード所長の河内良一さんがお話しして下さいました。
 



     

■商店街も地元の人もイキイキ
 谷口さんの「じゃがいも」は、やがてやがて障碍を持つ子どもたちが働けるお店にしたいと考えています。ご近所のお年寄りがふらりと来てお茶を飲んでおしゃべりできる店、障碍者、高齢者、みんな一緒に地元でイキイキ暮らせる商店街が実現する日を夢見ています。



 



「Bee garden」のお店。生花のほかに洗剤や石けん、その他の雑貨もあります。水曜定休日。

「フラワーロード」の職員さん。    

 

 
 
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