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「彫刻と野鳥とマロニエのまち・港南台」の魅力を探る
〜第2回まちサロンより


まちづくりフォーラム港南の第2回まちサロンが12月2日に港南台タウンカフェで開催されました

今回のテーマは「港南台の魅力」。横浜コンスタンツァ友好委員会事務局長の田邊義勝さんをゲストスピーカーとしてお話を伺った。コンスタンツァはマロニエの原産地であるルーマニアの都市で、港南台と様々な交流を行っているという。また田邊さんはドッグカフェ・アンジュのオーナーとしても地域のアピールを視野に入れた活動を展開するなど、この港南台では知る人ぞ知る、地域のまちづくりのコーディネーターなのだ。

取材者:ころBOXレポーター 林 初姫
取材日:2005年12月

   

■マロニエのまち・港南台
「マロニエを港南台のシンボルツリーにしよう。」そんな声が高まったのは、今から十数年前のことである。横浜港南台商店会創立10周年記念事業として、地域に提案された。横浜市・港南区のバックアップで港南台まちづくりセミナーが開かれ、マロニエ会の会長や都市計画の専門家などが集まり、住民参加を通じた話し合いが始まった。目指していたのは自然の息吹が感じられるまちづくり。そのために何ができるのか、連合自治会・町内会と商店会の協議に加えて地元の大型店や金融機関、JRなどが意見を出し合い、マロニエ植樹実行委員会が立ち上がっていったのである。マロニエは、まず港南台駅前に植えられ、続いて小中学校に寄贈されるなどして、今は港南台の四季を彩る欠かせない存在のシンボルツリーになっている。

 


差し入れされた花がサロンに色を添える


会場は、なかなか居心地が良いと評判の港南台タウンカフェ

■人を大切にするまちづくり
港南台のまちづくりに際して田邊さんが理想としているのは、「家族で歩けるまちづくり」である。地域の過去と現在を踏まえたうえでみんなにとって住みやすい未来の港南台とは一体どんなまちなのかを考えているのだ。そのためには行政や地域の代表だけでなく、未来を担う子どもたちも活躍できる場が必要なのである。こうした考えから、マロニエの植樹の主役を担ったのは子どもたちだったし、「育てよう夢とこどもたち」をテーマにしてマロニエ祭も開催された。
一方で、田邊さんの目は地域に暮らす高齢者へも向けられている。例えば、エレベータのないマンションに住む高齢者が階段の昇降に不便を感じていることや、ひとり暮らしで孤独を感じている人への配慮である。こうした問題に対して、商店会が何か具体的な提案をしてもよいのではないか、と考えているそうである。
 
このまちの魅力を語る田邊さん


ドッグカフェ・アンジュのメニューでは、港南台の歴史も学ぶことができる
     
■地域でともに生きる
田邊さんが強調するのは「まちづくりの大きなきっかけは人との出会いである。」という想いである。まちづくりに不可欠なのは行政のバックアップだが、それをリードしていくのはあくまで住民である。いかによい感覚をもった人々が集まるか、また、自治会・町内会や商店会、他の商業施設、ロータリークラブなど地域の様々な団体が参加して協働することが重要である。現在マスコミにも注目されているのが、商店会とEタウンの協働だが、今後はEタウンのサポートを得ながら商店会のホームページなども充実させていきたい、と語ってくれた。
さらに、まちづくりからは、人と人との関係だけでなく、人と自然との関係についても学ぶことが多い。例えば、マロニエの木に目を留めることによって環境問題を考え、それが付近の交通量について考えるきっかけになるかもしれないし、そこに生きる野鳥の生態を知ることで、それが小さないのちを考えるきっかけになるかもしれない。
 


27年来の住人である参加者からは「港南台は奥が深い」とのコメントも


ノートを取る人、話に聴き入る人、おもいおもいに参加する

     

サロンの後半は、参加者が軽食をとりながら歓談を楽しんだ。田邊さんがくださったルーマニアのマロニエワインや、参加者からのいちごの差し入れを囲んで、話は港南台地区の魅力についてだけでなく、港南区の他の地域との関係や、横浜市における地域としての位置づけにも及び、それに関連して、交通網の整備状況などについても拡がっていった。「地域では様々な団体が活動を展開して、時としてそれがぶつかりあうような場面があったが、それぞれが立場の違いを認め合う基盤ができつつあるのではいか。」「もっとみんながこころを開いて話し合っていく必要があるのではないか。」といった意見も出された。

 

「まちづくりフォーラム港南は、こんなアットホームなまちサロンを今後も企画していきます。次回は4月に開催予定  (詳細が決まり次第お知らせします)。
みなさんも参加なさいませんか」

 


リラックスしたムードの中で港南台のイメージがふくらむ

各世代がともに生きることのできるまちの仕組みを考えている


   

 

 
 
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